シンプルなフォルムは観音菩薩が持つ水瓶をイメージしています。

片面は金銀花の模様が浮彫で彩られています。くっきりと浮かび上がるのは力強い枝、陰刻で表現されるのは風雨の中に揺れる花弁の生き生きとした動き。

片面は装飾を施さず残された余白に、イメージが無限に広がります。