上から急須、茶鉢、茶船の三つのパーツに分かれており、重ねると鶏籠山の形になるようにデザインされています。

一番上は急須で、蓋のつまみ部分は昔の貨幣元寶の形です。浮彫風の文様が注ぎ口から急須本体に伸び、持ち手は遊歩道がモチーフになっています。梅、桜、四葉のクローバーの浮彫が施され、その浮彫は蓋のストッパー機能も兼ねています。

二層目は茶鉢で中に片口が入っています。海に浮かぶ鶏籠島を表しています。急須の注ぎ口の真下に、龍雲の文様から雲が湧き立つデザインになっています。

下の層は茶船で、中に急須をのせる台が入っています。台には芒の文様が刻まれています。茶船の外側には茶鉢から雲の文様が続き、「金生麗水(麗水というきれいな河で金が採れた)」という昔の言葉を表現しています。

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注意事項

1. 茶器は半手作業で丁寧に成形しています。ロットごとの素材、温度、窯内部の位置などの違いにより、若干個体差が出るため、完全に同じものは出来ません。

2. 新品の急須の使い始めは、手でよく水洗いしてからお使いください。

3. 急須を洗浄する際は、手で洗うかスポンジをお使いください。ブラシを使用する必要はありません。メラミンスポンジは絶対に使用しないでください。急須は完全に冷まして乾かしてから、異臭のない乾燥した場所に保管してください。

4. 本製品の汝窯釉薬は使用後に貫入が入ります。未使用の時点でもわずかに氷裂の模様が見られますが、使用するほどに貫入が目立つようになります。これは特別な工芸技術によるもので、不良品ではありません。